こんなに種類があるの？おすすめの内職を徹底解説！

内職と在宅ワークの違い

そもそも内職とは、「製造・販売業者から支給された原材料を、自宅で製造・加工を行って納品することで収入を得る家内労働」のことを指します。
よく内職と混同されがちな在宅ワークですが、その実態は大きく異なります。
内職は企業に雇われる労働者の立場となるため「家内労働法」という法律の下で労働基準が定められています。
また、労働内容は商品の組み立てやシール貼りなど、単純作業かつ手作業で行うものがほとんどです。
一方、在宅ワーカーは個人事業主の立場であり、現時点でその立場を保障する法律はありません。
労働内容はパソコンなどの情報機器を利用したプログラミングやシステム開発を中心とした、個人のスキルや技術を提供するものとなっています。

内職のメリット

内職は自宅での仕事がほとんどであるため、会社に出勤したり指定の服装に着替えたりなど、働くための手間が必要ありません。
内職だからこそのメリットはこの他に次のようなものもあります。

【メリット】

• 労働時間を自由に決められる
• ひとりで仕事ができる

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

労働時間を自由に決められる

内職の最大のメリットは、どの時間帯にどれだけ働くかを自由に決めることができる点でしょう。
なかなかまとまった時間が取れない方や、主婦業をこなしながら空き時間を利用したい方など、自身の生活スタイルに合わせて働きやすいことが魅力です。

ひとりで仕事ができる

原材料の受け取りや納品を除いて、内職は基本的に個人作業となります。
他人とのコミュニケーションを取る必要がないため、ひとりで仕事をする方が楽だと感じる方にとってはメリットになるでしょう。
また、音楽やラジオを聴いたりテレビを流したりしながら、自分の過ごしやすい環境で仕事をすることができる点も内職ならではの嬉しいポイントです。

内職のデメリット

先に内職のメリットについて説明しましたが、良いことばかりとは限りません。
内職をする上でのデメリットについても確認しておきましょう。

【デメリット】

• 大きな額を稼ぐことが難しい
• 時間管理が難しい

こちらもそれぞれについて見ていきましょう。

大きな額を稼ぐことが難しい

内職の種類にもよりますが、簡単で単純な作業の仕事がほとんどです。
簡単な作業であるがゆえに、1件あたりの工賃が1円未満のものも多く、たくさん働いたと思っていても実際にはそれほど稼げていなくてガッカリ……なんてこともあります。
また、初めての仕事内容であればいくら単純作業が多いとは言っても、効率的に作業が進められるほどに慣れるまでは多少の時間が必要です。

時間管理が難しい

労働時間を自由に決めることができるのが内職の特徴ですが、それはつまりどれだけ頑張ったかがじかに賃金として反映されるということです。
自分で仕事のスケジュールを管理してきちんと納期を守らなければ、最悪クライアントの信頼を失うことになってしまいます。

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おすすめの内職一覧

それでは実際に内職にはどのようなものがあるのかについて具体的に見ていきます。

【内職一覧】

• シール貼り
• アクセサリー製作
• 商品の組み立て
• ポケットティッシュへのチラシ広告入れ
• ダイレクトメールの封筒入れ
• 袋詰め
• フリマアプリ
• テレアポ
• 文字起こし
• Webライター
• データ入力
• アンケートモニター

内職には様々な種類がありますが、金額目標と内職にどれだけの時間が取れるのかをあらかじめ決めておくことが重要です。
内職自体が初めてだという方は作業内容が簡単なものから始めていくのが無難でしょう。

シール貼り

箱や商品にバーコード、値札表、ステッカー、賞味期限のシールなどを貼る仕事です。
未経験の方でも簡単にできるので人気の高い内職のひとつです。
1件あたりの単価は0.1〜2円ほどです。

アクセサリー製作

ネックレスやピアスなどをマニュアルに従って製作していく仕事です。
主婦の方にとっては趣味としても人気な内職です。手先が器用で小物づくりに興味がある方にはおすすめです。
1件あたりの単価は10〜80円ほどです。

商品の組み立て

ボールペンの組み立てやガチャガチャのカプセル詰めを行う仕事です。
細かい部品を取り扱う場合も多く、手先が器用な方に向いている内職です。
1件当たりの単価は0.1〜1円ほどです。

ポケットティッシュへのチラシ広告入れ

ポケットティッシュの外ポケットにチラシや広告を入れる仕事です。
単純作業のため未経験の方でも簡単にできる内職です。
1件あたりの単価は1円ほどです。

ダイレクトメールの封筒入れ

企業のチラシや広告を封筒に入れる仕事です。
必要に応じて封入する紙を折ったり、宛名ラベルを張ったりすることもあります。
1件あたりの単価は5〜10円ほどです。

袋詰め

マニュアルに沿って商品を袋に詰める作業です。
ネジやビーズなどの商品によっては重さを計ったり種類別に分けたりする必要があるものもあります。
また、ごみや埃が袋内に混入しないように注意する必要もあります。
1件あたりの単価は0.5〜5円ほどです。

フリマアプリ

パソコンやスマホアプリを使って代行取引や企業の商品登録をする仕事です。
フォーマットやマニュアルを参考に、商品の写真に説明を加えてアップロードします。
1件あたりの単価はさまざまで、商品金額のうちの数%を報酬として受け取る、という場合もあります。

テレアポ

スマホの電話機能を使って商品の販売やサービスの案内をする仕事です。
電話越しではありますがお客様と会話をする必要があり、相手によっては怒られたりあしらわれたりする場合があります。
メンタルが強い人でないと精神的に辛い仕事かもしれません。
1件あたりの単価は30円ほどですが、アポが取れれば追加報酬が得られます。

文字起こし

録音された音声データを文字に変換する仕事です。
すべての会話をそのまま文字に変換することが基本ですが、場合によっては口語を文語体に編集することが求められる場合もあります。
60分の音声データあたり3,000〜5,000円ほどです。

Webライター

クライアントの要望に沿った記事を書く仕事です。
とくにWebサイトに掲載する記事を書くライターのことをWebライターといいます。
簡単なコラムや、アウトドアスポーツ、家事・育児のテクニックなど、依頼される記事内容には様々なものがあります。
報酬は基本的に文字単価（1文字あたりの単価）と記事単価（1記事あたりの単価）に分けられます。
未経験者の方は1文字あたり0.5円〜1円ほどです。

データ入力

顧客データやアンケートデータなどを入力する仕事です。
パソコンを用意する必要がありますが、確実に稼ぐことができるため、副業としても人気の高い仕事です。
報酬は1件あたりで設定されている場合と文字単価が設定されている場合があり、1文字あたり0.1〜1円ほどです。

アンケートモニター

企業からのアンケートに答える仕事です。
ポイント制の場合が多く、一定のポイントを貯めると現金や電子マネーに交換することができます。
コンスタントに稼ぐというより、空いた時間のお小遣い稼ぎ程度だと考えた方が良いでしょう。
モニターは試作品として提供されたものを実際に使ってみて、レビューやアンケートに答えるものです。
1件あたりの報酬が1,000円を超える場合もあり、非常に人気のある仕事です。

内職はどれくらい稼げる？

大きい金額を稼ぐことが目的であるのでしたら内職はあまり効果的ではありません。
内職にどれだけの時間を割くことができるかによって稼げる額は大きく変わりますが、あくまで副業的な立場として月1万〜10万円程度だと考えるのが良いでしょう。
初めのうちはなかなか思うように稼ぐことが難しいかもしれませんが、慣れてくればだんだんと稼げる金額も上がってくるため、地道にコツコツと諦めないことが大切です。

内職探しから給与を得るまでの流れ

内職を始める前には、以下の3点を決めておきましょう。

• 金額目標
• 労働期間
• 1日あたり内職に割くことができる時間の目安

内職は単純作業が基本となってくるため、モチベーションがなければ長く続けることは難しいです。
目標を設定したら、求人情報アプリや地域情報誌などから自分に合った内職を探します。
良いものが見つからなかった場合は、日を改めて定期的に新しい求人がないかをチェックするようにしましょう。
クライアントの指定した期日までに仕事を完了させて納品します。
納品の仕方は内職の種類によっても様々ですが、手作業で製造・加工を行うようなものは、製品をクライアントに郵送するか、担当者が直接受け取りに来る、あるいは自分が持っていく、というのが一般的です。
納品が確認されれば成果に応じた賃金が支払われます。

内職のおすすめにもメリット・デメリットは付きもの

内職の種類別紹介やメリット・デメリットについて解説しました。
内職には手作業を中心とした簡単な仕事から、パソコンやスマホなどの電子機器を使ったものまでさまざまな種類があります。
しかし、地道にコツコツと働いた成果がそのまま直接給与として反映されるという点はどれも共通しています。
一つひとつは小さな仕事ですが、塵も積もれば山となります。
ぜひ自分に合った仕事を見つけて、スキマ時間を有効活用してみてください。

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